人手不足への課題感が強まり、2025年県内景気の改善予想は 6 割に留まる~第20回熊本県内企業の経営者意識調査~
はじめに
熊本県の景気及び、県内企業の業況並びに抱えている課題等について、経営者の意識を探る。なお、本調査は熊本日日新聞社との共同調査である。
目次
- 熊本県の景気について
- 1年前と比較した自社の現況について
- 自社の業況見通しについて
- 自社の経営に大きく影響を与えるものについて
- 現在抱えている課題と今後重視していきたい施策について
- 半導体関連企業の県内進出について
- デジタル化・働き方改革への対応について
- 賃金引上げについて
- SDGsについて
レポート一部
2025年の県内景気については、「改善する」(「良くなる」+「やや良くなる」)との回答は57.2%となり、前回比▲10.3ポイント(以下p)低下となるも依然過半を占めている(図表1)。一方で、「悪化する」(「悪くなる」+「やや悪くなる」)との回答は7.3%(同+0.8p)と増加した。
調査概要
調査対象:熊本県内主要企業 456 社
調査時期:2024 年 11 月上旬~11 月下旬
調査方法:郵送による告知、及び郵送・Web サイトによる回答
有効回答:209 社(有効回答率 45.8%)