第29回熊本県内企業設備投資動向調査

はじめに

 「第 133 回熊本県内企業業況判断調査」の特別テーマとして、2023 年度実績ならびに 2024 年度見
込み、2025 年度計画の設備投資動向調査を行った。

目次

1.設備投資額の動向
2.設備投資の目的
3.DX に係る設備投資

レポート一部

1.設備投資額の動向
(1)2023 年度実績
 2023 年度実績は、「設備投資あり」が全産業で 43.2%となった(図表 1)。製造業で 60.9%、非製
造業で 38.1%と業種により差が生じている。
 設備投資の金額は、「0 円~25 百万円以下」が 22 社で最多(図表 2)。「150 百万円超~」と大規模
な設備投資を実施した企業が 17 社と 2 番目に多い結果となった。
 具体的な設備投資の内容は、設備投資の金額が大きい企業では、用地購入や不動産の購入、工場の
建設や建て替えといった新たな施設整備の他、新規事業の開始に伴う設備投資などが挙げられた。
なお、生産効率の良い設備への入れ替えや自動入力ソフト、IT 機器や経理システムなど業務効率化
や省人化に向けた設備投資も挙げられている。

調査概要

対象企業:県内主要企業 574社
調査期間:2024年11月1日~11月18日
回答企業:213社

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